ただで残土をゲットした。
思ったより多く入れてくれた。

でもその分、畑が50cm以上も高くなってしまった。
しかも粘土質の栄養のない赤土だ。
そしてせっかくの畑の黒土が埋もれてしまった。

作物を植えようにも粘土のゴロゴロした塊が混じっている土だから、何を植えたらいいやらで本当に困った。
元の黒土とブレンドしてみようと思って、スコップで土の移動と地ならしをしてみた。

実際にやってみてつくづく思ったことは、土いじりっていうのは超力仕事なんだってこと。
人力での作業は地獄だ。
今の時代、土を扱う時は重機を使うのが当たり前だから。
とても体が疲れる。
なのにいくらスコップで土をすくって移動しても、なかなか仕事が進まない。
人力だと土を一度に遠くに移動できないから、まずスコップの土を投げられる所まで投げて、次に投げて山になった所の土をまた更にその先に投げて、という様にバケツリレー方式で作業をするしかないんだ。
まさに地道な作業で、昔の人達はこんなつらい思いをしながら土地を切り開いていったんだなぁと思った。
やっとのこと3時間くらいかけて何とか約20cmの高さの土を移動した。
その後、耕運機のリアロータリーを使って土を掘り起こしてみたが、元の黒土は出てこなかった。
でもロータリーをかけたことでゴツゴツの土はある程度粉砕されて、細かい土になった。
しかも細かい土になったから、地面の高さも更に少し下がったようだ。

この場所に牛糞堆肥と自家製ボカシ肥を入れた。
そしてここに自家採取したスイカの苗を植えた。
去年はこの場所で見事にスイカが収穫できたので。
スイカは痩せた土地でも育つらしいが、さすがに肥料なしでは育つかどうか分からなかったので株間に施した。
植えて一週間が経ったが、肥料やけのせいか枯れてしまった苗も出始めた。
時間がなかったので肥料を株間に撒いた後、そのまますぐに苗を植えたためか?
一日一回は十分な潅水をしたし、雨も数日降ったから大丈夫かと思ったんだけどね。
定植していない苗がまだあるので、枯れたところには順次新しい苗を植えた。
さあ大きく育ってくれよ、スイカくん。