自分の家の庭は山砂だ。
無駄に生い茂っているところがあるので、その部分の芝をはがして生えてほしいところに移植することにした。
山砂のままだと高麗芝がなかなか生え広がらないないので、牛糞堆肥、ホカシ肥をまいて芝の育つ環境に土壌改良してみた。
まず、万能鍬を使って地面を掘り反した。

この万能鍬はJAから購入したもので、4本爪の先端がとがっているタイプ。
ホームセンターでは売っていないもので、さすがJA製(プロ用?)なので、作りもしっかりしている。
JA価格で、5,300円。
刃も鋭いし、金属部や持ち手が厚い割にはそれほど重くない。
まあある程度重くないと、地中にめり込んでくれないからね。
爪が尖っている分、一振りでサクッと地面に刺さるのでお勧めだ。
土を掘り返しながら、目に付いた混じっている石コロを拾い集めて除去。
牛糞堆肥と自家製ボカシ肥、化成肥料を適当にまいて、万能鍬を使って土に馴染ませる。
芝をはがす。
これが結構大変。
でも、万能鍬を使ってテコの原理ではがしながら手前に巻き取るようにすれば楽だ。
うまくはがれなくても気にしなくていい。
はがした芝を、平らになるように高さ調整をしながら適当に貼る場所に置いて。
上から土を振り掛けて、平らに均す。

平らにならなくても、生い茂った後で低いところに土を入れてやればOK。
雨が降ったときに、低いところがある程度分かるから、それから平らにすればいい。
最後に十分に水をまいて、植えた場所の土をなじませて完了。
こんなやり方でも、これからの時期はそれなりに育つもんだ。
毎日、水やりを欠かさないようにしないといけない。
何度も言いたい。
万能鍬は買って正解だった。
掘り反し、耕して肥料混ぜ、芝はがしと大活躍だ。
芝のエアレーション用にも使える。